それは、

カヤックキャンプ。

出発前の荷物のパッキング。
カヤックの中に目いっぱいの楽しみを詰め込む。

楽しみ満載のカヤックは不思議とスピードが早い。

天気も良く気分も爽快。
そして、本日のキャンプ地に・・

とうちゃこ。

まずは最初の儀式。
到着を祝ってプシュッ!
そして、サッサと仕事に取り掛かる。
流木などの薪を拾い集め。

焚き火の準備、
宴座作り。
発砲スチロールのブイ(漂流物)の座り心地は本当に最高だ。

最後に幕営。
以上で本日のミッション終了・・。
(Good Job!!)
さぁ、これからは自由だ。

リアハッチから三線を取り出し、「糸島(竹富島)で会いましょう」を弾く・・・。

そして、思い思いの時間を楽しむ。
早速、今回初お披露目の私の愛艇「nanok レジェンド」に試乗した百さんは、

正しい沈(ちん)のやり方を実演。(笑)
次は、

拾った竹バットと漂流ボールでの海中ノック。
私がノックし、ふむふむさんと百さん2人の守備陣が泳いでボールを取りに行く。
私:「はい、いくぞー、もっとバック、バック」
守備:「はい、こーい、はい、どーしたー」
こんな感じでノックしていたら、何故かいつの間にか鬼軍曹と呼ばれていた・・。
緩急つけて優しく打ったり、
少し頭上を越えて打ったり、
わざと(?)空振りして休ませたり、
これでも気を使っていたのに。
というのは全くの嘘でいつの間にか本気モードになっていたのだった・・・。(御免)

しばらくすると沖から赤いカヤックがこちらに向っているのが見えた・・・。
しつちょー艇だ。
急いでいたのか、着岸時にしつちょー艇が横向きにスライディングし、その上を百さんが「シエー!」的なポーズでしつちょー艇をジャンプして見事に乗り越えた。

しつちょーも無事に到着し今回のメンバー全員が揃った。

陽も大分傾いてきた。

遅れてきても、ちゃんと薪拾いの仕事をこなすしつちょーは偉いなぁ。

さぁ、これからの時間は焚き火と、

サンセットタイム。

これだけの火力があれば、濡れた体も服もすぐに乾く。
陽が沈んだら、

おでんとそうめんを食べ、

四万十川の清酒を流し込み、
焚き火を前に、シアワセな夜は続いた。

いやぁ、久しぶりに完全燃焼したナ・・・。

翌日も快晴でベタ凪の絶好のカヤック日和。
だったが、着岸地の深江海岸ではウネリがあり、しかも普段ではあまり見かけないサーファーの姿が多数。(嫌な予感・・)
予感は的中し、着岸時に波打ち際で、後ろからの高波でスターン(船尾)が持ち上げられてあえなく沈・・。
しかもこのレジェンド艇では初沈だったのだ。
でも沈は沈でも、波(泡)に揉まれた気持ちのイイ沈だった。
まぁ、これもひとつの楽しいレジェンド(伝説)だ・・・。
