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   川の流れのように、ゆったり、のんびり、ほっとするような内容を綴っていこう。

2008年09月26日

屋久島縦走(1日目)

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【9月20日(土) 曇り/晴れ
安房港(13:00) → 紀元杉バス停(14:30) → 淀川登山口(14:55) → 淀川小屋(15:50)
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9月20日早朝5時半、カミさんと娘に見送られる中、パンパンに膨らんだトリコニを背負い電車に乗り込んで一路屋久島を目指した。
定刻どおりに新幹線と高速艇トッピーを乗り継ぎ午後12時過ぎ、ようやく洋上のアルプス”屋久島”が見えてきた。
しかし、山々は灰色の雨雲に覆われており、山頂付近は全く姿が見えない。

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初日から雨かな・・・と少し肩を落とす。
13時安房港に到着。
紀元杉行きのバスの乗り継ぎ迄あと20分位しかない。
急いでトッピー乗り場内の売店で三岳(焼酎)を探すものの酒類は一切置いていなかった。
重いザックをバス停に置いて近所に店がないか探しにいくと港前の本通り正面に大きなスーパーがあった。
店内の入り口付近にはビールの箱が山積みされていたのでこれは期待できそうだ。
店員さんに三岳があるか訊ねると夕方に6本入りますとの事。
という事は今はない?
そう、三岳の姿はどこにもなかったのである。
これじゃ三岳で”乾杯”の予定が”完敗”だ。(嗚呼)
仕方がないのでとりあえずビールを2缶だけ買って店を出てバス停に戻った。
バス停には見覚えのある男性2人が煙草を吸いながらバスを待っていた。
はて?どこかで会ったかなと考えていたら、鹿児島中央駅から乗ったバスからずっと一緒の2人だった。
話を聞くとこの2人もこれから私と同じ淀川小屋まで行くのだという。
バスは定刻どおりに来て屋久島の山道へ入りどんどん高度を上げていった。
途中でヤクザル数匹を発見したが、車など一切気にしないで、堂々とヤクザの様に道の端っこでくつろいでいた。
14時半に終点の紀元杉へ到着。
幸い雨は降らず、曇ったり晴れたりの慌ただしい雲の動きがいかにも屋久島的だった。
約10名の登山客がバスを降り、淀川登山口を目指して舗装された林道を歩き始めた。

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約20分で淀川登山口に到着。

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ここで登山届とトイレを済ませ、いよいよ入山だ。
山道に入ってすぐ、巨木の多さに度肝を抜かれた。

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もうこの時点から「参った、参った」が口癖となった。
約50分で淀川小屋に到着。
今日は軽いウォーミングアップといったところだ。

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もう既に5人くらいが小屋に到着していたがテントは1張もなかったので、一番寝心地のよさそうな場所を探し、結局右奥に設営した。
水は目の前の沢で汲む。
とても綺麗な水だ。
水を汲み、ビールを川の冷たい水に漬けてしばらく冷やしておいた。

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程良く冷えた頃、ビールを取りに行き本日最初のプシュッ。(あーー)
食後、小屋の周辺を散策していると何とも美しい川が。
小さな鉄橋が架かる淀川だ。

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17時前になると、みんなそれぞれのペースで早い食事を楽しんでいた。
私を含めソロで来ている男性はもちろん多かったが、なんとソロで来ている若い女性も2人位いた。(逞しい)

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驚いた事に、薄暗くなるまで続々と小屋を利用する登山客が訪ねてきて、結局小屋は超満員となってしまった。
テントで良かったなぁ、としみじみ思った。
夜7時になるともう辺りは真っ暗闇となった。
バーボンがすすむが量が限られているので8時でお開きとした。
今回はクレイジークリークの座椅子を持ってきたのは正解で、前室で食事をする時や本や地図を見る時などこれに座るととてもくつろげた。
目の前は苔の森が広がり、天を仰げば満点の星と月。

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蚊はいないし、暑くもなく寒くもなく風もない快適で静かな・・・。
ハズが小屋の方から何やら携帯のバイブのような連続音が!?
「Zuuuーーー、Guuuーーー、Goooーーー」
どうやら恐れていたイビキ合戦がもう始まったようだ。
小屋泊の方々、眠れぬ夜となりませんよう心よりお祈り申し上げます。(ハイ)
では、おやすみなさい・・・
ジーーーーー(テントのチャックを閉める音)

そして深夜2時、なんと私も犠牲者の一人となってしまった。
小屋からのイビキがパワーアップし、テント内まで地響きの様に響いてくるのだ。
嗚呼・・・。

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屋久島の1日目は空も小屋もとてもニギヤカな夜だった。

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posted by nori at 00:34| Comment(4) | TrackBack(0) | 山(屋久島)

2008年09月24日

参った屋久島

今日屋久島から帰ってきた。
天気にも恵まれたお蔭で、ほぼ予定どおり紀元杉〜白谷雲水峡までの山中3泊(全テント泊)に及ぶ屋久島縦走を終えることが出来た。
今は程好い筋肉痛と唇の荒れは残っているものの、怪我もなく無事に完歩できたのは本当に幸いだった。
とにかく、屋久島というところはいろんな表情を持っていて、とても一言では言い表せない。
縄文杉ももちろん凄かったが、縄文杉だけが屋久島の顔ではないのだ。
脇役がもの凄くたくさんいて私の場合、歩きながら
「いやぁ、参った、参った」
と、ナニに参ったか良くわからないのだが、とにかく参ったの連続であった。
写真は花乃江河湿原にて水を飲んでいるヤクシカ。
こんな感じで絵に描いたような美しい風景がいきなり目の前にドーンと現れるのだ。

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それともう一つ、重装備で長時間アップダウンの険しい山道、岩場、沢などを歩くので結構ハードだったが、見所満載なのですれ違う登山者たちの楽しそうな表情がとても印象的だった。
詳細のレポは後日少しずつUPしていこうと思う。
最後に、世界遺産”屋久島”ブラボー!!
(私遺産の第一号にも登録した)


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posted by nori at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 山(屋久島)