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   川の流れのように、ゆったり、のんびり、ほっとするような内容を綴っていこう。

2016年12月19日

ブルーに生まれついて

小雨が降る夜に似合う映画「ブルーに生まれついて」(Born To Be Blue)を仕事帰りに観に行ってきた。

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チェット・ベイカー(tp,vo)の裏の苦悩を描いた作品。
詳細はココのオフィシャルサイトで。

チェットは昔から好きで今でも良く聴いている。
特に冬になるとチェットのクールなトランペットと、甘くてか細い歌声を無性に聴きたくなる。(バーボン片手に・・)

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という事で上映前に慣らしを・・。(グビッ)
話は脱線するが、このJIM BEAMのミニボトル(200ml)は容器がビンではなくペットボトルなので軽くて携帯性に優れている。
ワンコインでお釣りがくるので、山でも気軽に持っていける優れモノだ。

映画はチェット役のイーサン・ホークの演技がとても光っていた。
ニューヨークのバードランドでの演奏シーンではゴリラ(!?)のようなマイルスが出てきたのには驚いた。(心のなかでは笑ってしまった)
チェットの演奏には自身の人生の切なさがそのまま音として表されているが、この映画のラストシーンも男として実に切なかった。

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この映画を観てちょっとチェットの聴き方が変わった。
この時代のジャズプレーヤーはドラッグ常習者が多く、バードを始めマイルスもそうだった。
チェットも同じでドラッグなしではプレイすら出来ない状態に陥り、58歳で亡くなるまで常習していた。

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映画館を出て、切なさを背負ったまま帰宅し、チェットの死の前年に撮影されたドキュメンタリー映画「レッツ・ゲット・ロスト」のレーザーディスクをひっぱり出して久しぶりに観た。もちろんバーボン片手に。

いやぁ、二重の切なさに目一杯酔ってしまった・・。

更に、深夜にも関わらず10数年ぶりにトランペットを吹きたくなり、マイ・ファニー・バレンタインのワンフレーズだけ吹いてみることに。

「プッー、スー、スブススーー」

ふー、終わっナ。
三重の切なさに酔いが醒めた・・・。


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2016年10月17日

ロング・トレイル

今年の見たい映画ナンバーワンの映画が、ようやく福岡(KBCシネマ)で公開された。

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ロング・トレイル!

オスカー俳優のロバート・レッドフォードが主演・製作を務め、見た目も性格も正反対のシニア2人組が、3500キロに及ぶ自然歩道、米アパラチアン・トレイルの踏破に望む旅。

旅行エッセイなどで有名なベストセラー作家、ビル・ブライソンの実話をまとめた著書「A Walk in the Woods」が原作。

かつて紀行作家として世界各地を旅したが、60歳を過ぎ、“第二の人生”の入り口で暇を持て余す日々を送っていたビル(レッドフォード)が、40年ぶりに会う旧友カッツ(ノルティ)とアパラチアン・トレイルを歩く旅に出る。

ストーリー等の詳細は公式サイトで。

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爽やかな自然派俳優のロバート・レッドフォード(撮影時79歳)もさすがに老けたが、物語が展開するに従い、体力的にも精神的には頼もしいトレッカーへと変貌していく。

相棒のニック・ノルティはこの役に実にハマっており、人間味溢れるとてもイイ味を出していた。
ニック・ノルティといえばエディ・マーフィーと共演した痛快アクション・コメディの名作「48時間」が思い出される。

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60歳を超えるビギナー・ハイカー、ビルとカッツが繰り出す珍道中。

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トレイル中にはさまざまな人間との出会いがあり、

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苦難もある。

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笑って観てしまったが、ご老体に鞭打っての撮影は相当辛かったようだ・・。
そのへんの談話はインタビューで。

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60歳を超えても、好奇心と行動力さえあればアパラチアン・トレイルはきっと歩ける。
あとは体力次第だが、あのカッツが歩けたんだから・・・。

勇気と
挑戦と
夢を与えてくれたカッツに感謝。

マジで歩きたくなったナ。
この映画を観た人は、みんなそういう気持ちになるそうだ。

いやぁ、困った映画だ・・。

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美しい大自然に、
心に開いていた穴が、
満たされていく。
旅は人生と同じ。
結果じゃない。
ベストを尽くせばそれでいい。

歩くという、贅沢な時間を!
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2016年03月13日

神々の山嶺

なぜ山に登るのか?

「ここに俺がいるからだ」

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獏さんの代表作「神々の山嶺(いただき)」の名セリフ。

この神々の山嶺がようやく映画化された。
ずっと待ち望んでいたので、公開初日の一回目に観に行ってきた。
何せ世界一のエヴェレストだから今回は一にこだわったのだ・・。

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映画の公式HPはこちらで。

実際にエベレストの標高5200mで撮影した映像はとてもリアルで迫力があった。
特筆すべきは配役の良さ。
特に孤高のクライマー羽生丈二(はぶじょうじ)役を演じた阿部寛。
羽生役は阿部ちゃん以外に考えられないと思わせる程にハマっていた。

一番の見応えはラストシーン。
原作でもラストの展開はハラハラドキドキして一気読みしたが、映画の羽生と深町の演技はお見事だった。
阿部ちゃんはリアル感をだす為に、顔に霧吹きをかけ顔を凍らせて撮影したという徹底ぶりには頭が下がる。
武骨で鬼気迫る風貌で自分勝手な男と思われている羽生だが、心の奥底には優しい光が灯っている実に男気のある男なのだ。

いやぁ、映画を観て更に羽生丈二が好きになってしまった・・・。


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2016年02月20日

PCTを歩く旅 〜 Wild

シェリル・ストレイドという女性が26歳の時、パシフィック・クレスト・トレイルをひとりで1600km歩いた時の実体験を描いた映画『Wild』
(邦題「わたしに会うまでの1600キロ」)
昨年の劇場公開を見逃してしまったが、ようやく今月からレンタル開始した。

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最愛の母を亡くし、自暴自棄になり生きる道を見失ったシェリル(リース・ウィザースプーン)は、ドラッグや不倫に溺れ、ついには離婚に・・。

どん底のシェリルだったが、常に亡くなった母の存在を感じていた。
このままではいけない・・。

そしてシェリルは、病院の待合室でふと目に見についたパシフィック・クレスト・トレイルの本を思い出し、1600キロに及ぶ長距離自然歩道を歩くことで、自分を見つめ直す旅に出る。

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パシフィック・クレスト・トレイル(PCT)は、メキシコからカナダまで続く、南北を横断するアメリカ3大長距離自然歩道で、あのジョン・ミューア・トレイル(JMT)をコースの一部に含んでおり、全て歩くと6000kmにも達する。

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火が使えなかったり、砂漠で水が底をついたり、靴を崖に落としたり、様々なハプニングが襲う。
それでもトレイル上で出会った人たちと交流するうちに、徐々に自分らしさを取り戻していく。

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体力、内面的にも徐々に強くなっていくシェリル。
そしてゴールのオレゴンに着くと母の愛からも解放されていた。

シェリルにとって、母からの愛、母への愛は重過ぎる愛だったのだ。

映画のタイトルは「Wild」だが、どちらかというと「Release」の方が適切のような・・・。

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この映画で使用したシェリルのバックパック(グレゴリーのエヴォリューション)の中身がココで見れる。
このサイトは中々凝っていて面白い。
スワイプするとバックパックの中身を自由に出し入れできるのだ。

そして、下の写真はシェリル本人がこの映画の題材であるPCTを歩いた時のポートレイト。

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野性的な目が印象的だ。
いやぁ、この写真をみれば「Wild」で納得だナ。

実は、シェリル本人もこの映画にスポットで登場しているらしいのだ。

さぁ、シェリルを探そう・・・


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2009年06月30日

アルチューになる映画

今日は、久しぶりにカミさんと映画を観にいってきた。

劔岳(つるぎだけ) 点の記

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配役もイイし、私の好きな新田次郎さんの原作なので楽しみにしていたのだが・・・。
最後のクライマックス、登頂シーンが原作と違う!
それと、登頂目前の柴崎と長次郎の感動的(ここも原作にはないが)な会話のあと、更に感動的な登頂シーンを期待して待っていると・・・
なんと、いきなり登頂済みの映像に切り替わった!(愕然)

ここ迄はなかなか良かっただけに、最後の最後で力が抜けてしまい正直、少し残念だった。
しかし、CGや空撮を一切使わず、200日以上かけて何度も山へ登って撮影した映像はとても感動的で美しく見応えがあった。

最後に、何かの雑誌に掲載されていた香川照之(長次郎役)が面白いことを言っていたので紹介しようと思う。

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映画の撮影を前に、山岳ガイドの方に「そのうち体が山になれますから」と言われたのだが、最初はどういう意味かわからなかった。
それが、ある日、体が山になったという瞬間がわかったんです。
今まできつかったのが、急に楽になった。
慣れがくるまでは辛かったが、慣れたら意外と大丈夫だった。
しかし逆に、歩かないと調子が悪くなってしまった。
歩き中毒、つまり“歩中”(アルチュー)になってしまったのです。
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私も2週間以上もう山に登っていない。
体がナマってきて、歩きたい気持ちが高まってきた。
しかし外は毎日雨々。(ウズウズ)
んー、かく云う私も少しアルチューなのだろうか・・・。

きっとこの映画を観た人は、ほとんどがアルチューになって帰るだろう。


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posted by nori at 21:39| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画

2008年01月15日

アース(earth)

主演、46億歳地球。
奇跡の星の、見たこともないドラマを体感する究極のノンフィクション。

今日は、公開されたばかりのアースを見にいってきた。(天神東宝)

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はるか50万年前、地球という星に巨大な隕石が衝突した。
宇宙の大惨事に匹敵するこの衝突事故こそが、この星に生命が誕生する瞬間であった。
そして現代。
氷の地から熱帯の森、深海におよぶ壮大な自然界でたくましく生きるものたちがいる――。
『ディープ・ブルー』のスタッフが再集結し、制作5年、撮影日数のべ2,000日をかけて、最新の撮影技術をもって、ホッキョクグマ、象、ザトウクジラの親子たちの生命のドラマを映し出す。

北極の薄い氷原を旅するホッキョクグマの親子。

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オカバンゴデルタノ洪水は砂漠を肥沃な楽園へと変化させる。

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広大な森林地帯の緑。

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南極へと旅立つザトウクジラの親子。

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水を求め砂漠を何日も旅する象の親子。

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美しい地球の姿と、圧倒的な自然のスケール、生き物、植物の生命力を肌で感じらる。
正に地球の生ライブを見たという感じだ。
しかし、この映画はそんな奇麗ごとだけを訴えているのではない。
北極から赤道直下、南極、そして陸、海、空と多様で美しい、ダイナミックな地球の景観、さらにそこに暮らす動植物たちの驚くべきドラマが、98分間に詰め込まれている。
そして当然、「地球温暖化」という影も、そこには見え隠れしているのだ。
無限の氷が溶けた氷海を必死で泳ぐシロクマに、ふと自分たちを重ねてしまう。
いろいろ考えさせられたが、何よりもこの映画を見に来ていた子供達がたくさんいたことが救いだった。


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posted by nori at 00:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画

2007年07月04日

ホワイト・プラネット

地球上のもうひとつの惑星、北極――消滅の危機にある氷の王国で、未来へと命をつなげるために逞しく生きる動物たちの姿を克明にとらえた映画。
ホワイト・プラネット』(2006年夏公開、現在DVDレンタル中)

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ヨーロッパ、ユーラシア、アメリカの3大陸に囲まれた青く深い海に浮かぶ氷の王国、北極。
165万年前の氷に覆われた厳しい自然の中で多くの動物たちが生を営む、地球上のもうひとつの惑星。
その北極が今、地球環境の変化により消えようとしている。

メスのホッキョクグマは巣穴にこもり、2頭のコグマを出産した。
(良く撮影したなぁ)
3月、北極に春が近づくと、母グマとコグマは外へ出てくる。

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氷原では、アザラシの群れが子育てに忙しい。
繁殖地とエサを求め1000キロの危険な旅に挑む50万頭のカリブー。
6月、夏の訪れとともに、伝説のクジラ、神秘の牙でメスをめぐり闘うイッカクが姿を現した。

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氷の裂け目を縫って泳ぐのは、ホッキョククジラたち。

ジャコウウシは、年間を通してオス同士の覇権争いを演じ、強いオスはボスとなり沢山のメスと子供を率いた群れを作る。
その争いはぶ厚い頭蓋骨と丈夫な角を持つジャコウウシならではのもの凄い迫力だ。

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全速力で突進し角をぶつけ合い、力が拮抗したオス同士はこのぶつけ合いを何回も繰り返す。
その音はまるで、極北のツンドラの大地に杭を打っているかのようだ。

やがて短い夏が終わり、北極は再び厚い氷に覆われていく。

地球の温暖化とともに、年々その姿を失いつつある白い惑星、北極。
本作は、消滅の危機にあるこの地で、生存をかけて必死に生きる動物たちの姿を追った、感動のドキュメンタリーだ。
撮影はマイナス50度という過酷な環境のなかで行われ、まさに命がけの製作となったが、美しく荘厳な、ありのままの大自然の姿を、あますところなく捉えている。

地球の温暖化に伴って、北極の氷原は年々小さくなっている。
過去30年間に、日本の面積の3倍にあたる百万kuの氷棚が消滅した。
気象学者たちは、今世紀中に平均気温が7〜10℃上昇すると予測している。
そうなってしまうと、夏季にはすべての北極の氷が解けてしまい、氷に依存して生きている生物たちが絶滅するかもしれないのだ。
あのホッキョクグマまでもが、ついに2006年度版「レッドリスト」(絶滅の恐れのある生物のリスト)に登録されてしまった。
『ホワイト・プラネット』は、危機に瀕した世界へのオマージュであり、未来へと残す永遠の記録である。
ここで見る光景は、数十年後、いや数年後に残されているのかは誰にもわからない・・・。
これは、記憶に残る映画です。

---( 番外 )-------------------------------------------------------------
カナダの赤ちゃんアザラシ殺しを止めよう!
自然保護王国と思っていたカナダがこんなことをしていたのか?
目を覆いたくなうようなショッキングな映像だ。
本当に必要であれば許せるが、これは許せない。
もちろん私も署名した。
http://macveg.blog68.fc2.com/blog-entry-57.html
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2007年03月27日

狩人と犬、最後の旅

美しい極北の自然と”人と犬の真実のドラマ”を記録したドキュメンタリー作品。

狩人と犬、最後の旅

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ノーマン・ウィンター(本人)は、半世紀にわたって、ロッキー山脈で罠猟を続けてきた“最後の狩人”(ラスト・トラッパー)。
ナハニ族インディアンの妻のネブラスカ(メイ・ルー)と大自然の中で暮らしている。
彼は、猟を通じて生態系を調整し、脈々と受け継がれてきた自然を守り抜くことに、自身の誇りと生き甲斐を見出してきた。
しかし、森林の伐採によって、年々動物たちは減少。
狩人を続けていくことの困難に直面したノーマンは、今年限りでロッキーを去る覚悟を決める。
冬の気配が忍び寄ってきたころ、最後の猟の準備を始める。
2週間の予定でドーソンの町へ買い出しに出かけたが、そこでシベリアン・ハスキーのナヌークが、車にひかれて命を落とす。
犬ぞりのリーダーであり、相棒でもあったナヌークを失った。
そんなノーマンは、親しくしている雑貨屋の主人からシベリアン・ハスキーの子犬をもらい受ける。
子犬はアパッシュと名付けられた。

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もともとレース用に育てられたためか、アパッシュは他の犬たちとなじまず、猟に出ても足手まといになるばかりだ。
そんなある日、ノーマンが凍った湖を犬ぞりで横断していたとき、氷が割れ、凍てつく湖水の中にはまりこんでしまった。
他の犬たちがパニックに陥り逃げ出したのに対し、ノーマンの呼びかけに応えたのはアパッシュただ一匹。
ノーマンは九死に一生を得た。
この出来事から、命の恩人のアパッシュにリーダー犬の素質を見出したノーマンは、ウォークとアパッシュの2匹を犬ぞりの先頭に置き、アパッシュの教育に力を注ぐようになる。
そんなノーマンの期待に応え、仲間と協力し、統率する力をつけていくアパッシュ。
いつしかアパッシュとノーマンの間には、固い信頼の絆が芽生えていく。
やがてめぐってきた春。
ノーマンはアパッシュとウォークの間に生れたかわいい子犬たちを見つめながら命懸けの旅をした先シーズンを思い出す。
引退を決意していたが、新しく生れた生命、そしてアパッシュとの絆に明るい希望を見出す・・・。

主役のノーマンは驚いたことに役者ではなく、正真正銘、本物の狩人で、カナダ・ロッキーの極寒地帯で狩人を生業にしている。
監督のニコラス・ヴァニエも現代のジャック・ロンドンと称されるフランスの国民的冒険家。
冒険を生業にしているこの2人がタッグを組んで作成したこの映画は本当にリアルである。
特にノーマンの目は演技ではなく、地でやってるだろうと思わせる程だ。
狩りをしている時や橇を引いている時などは近寄りがたい野生的な険しい目。
酒場や旧友と会っている時は親近感のある優しい目。(単なる酔っ払いの一面も)

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最後に私も知らなかった狩人の仕事を紹介。

極寒地帯の木々はとっても質がいい。
寒い長い年月、時間をかけて育った木々は年輪が小さく、密で固い。
きっとそれらの木々は日本はじめ先進諸国に送られ、立派な家などになっているのだろうが、そのせいで永久凍土はどんどんと削られ、地球温暖化の大きな原因となっている。
ロッキー山脈では木々の伐採で動物の住処が移動し、動物の生態系に狂いが生じている。
狩人の仕事は狩りをするのは2の次で実は、増えすぎた動物や、減った動物のバランスを直しているのだ。
地球規模の問題に、一人立ち向かっているノーマンの偉業はノーベル賞にも値するのではないだろうか。(何年先になるか)

圧倒的なスケールで迫る大自然。
冒険好きにはたまらん映画です。
私が一番興味をそそられたのは、映画の舞台となっているユーコン準州。
ユーコン川を年期の入ったカヌーで下るノーマンの勇姿も映しだされている。
私も来年はユーコン川を下るので非常に参考になった。

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最後に、この映画が伝えたいものはなにかを考える。
必要以上にものに溢れ、高度な文明社会に生きる人々に、本当に大切なものは何かを問いかけ、人間の原点を思い起こさせる。
教育的にも子供達に是非見てもらいたい。
もちろん娘がもう少し大きくなったら見せてやるつもりだ。
(一緒に)


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詳しくは公式ページで。
3月21日からDVDレンタル開始!
音声はDTSで臨場感たっぷり。
大画面で迫力ある映像美を是非体感して欲しい超お勧め作品です。
posted by nori at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画