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   川の流れのように、ゆったり、のんびり、ほっとするような内容を綴っていこう。

2008年11月27日

気を取り直して

3連休の中日、同級生のトモミ(残念ながら男)が長野から我が家へ泊りがけで遊びに来た。
トモミは朝3時半に長野の自宅を出発し、飛行機を乗り継いで一睡もせずに正午、片手を軽く上げて「オー」といつもの調子で我が家へやってきた。(5〜6年ぶりだゾ)
疲れているだろうから今日の行動は本人の意思に任せようと思い、何がしたいかを聞くと、カヌーがしたいという。
そうか、仕方ないなぁ。(嬉)
中々イイ奴だと思いながら、急いで車に2艇積み込んで近くの加布里漁港へみんなで向かった。
今日は曇り空で少々寒いかと思ったが、上着を着ていれば問題ない。
途中から、東京から来福していた私の姉貴も合流して海へ漕ぎ出した。

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可也山をバックに、トモミと姉貴は10数年ぶりの再会を祝し、会話も弾み、ゆっくり漕ぎながら沖堤の先へと消えていった。

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娘はこの港に住む野良猫と仲良くなり、一緒に散歩に行ってしまった。
気がつくと私はひとり。(嗚呼)

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我に帰って娘を呼ぶと、猫と一緒に仲良く戻ってきた。
娘はこの猫がたいそう気にいったようだ。
しばらく後、トモミと姉貴もゆっくりと漕ぎながら戻ってきた。

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そして、着岸しようとした時にアクシデントが発生した。
スロープに着いたカヌーを私が掴み、カヌーから降りやすいように前かがみになって支えたその時。
「ポチャーン」
赤い物体が海底へヒラヒラと沈んでいった。
綺麗だなぁ、何だろう?。
沈んでいったのは今年3月に機種変更したばかりの携帯電話だった。(嗚呼)
直ぐに海から出したが、既にいくつかボタンが効かなくなっていた。
この携帯がその後の献身的な蘇生で復活したかどうかについては後日UPする予定だ。
くよくよしても仕方がないので気を取り直してみんなで牡蠣小屋へ行った。
最初は、この加布里漁港内の牡蠣小屋に行ったのだが、もう牡蠣が無くなったと言って店の中にも入れてもらえなかった。(フンッ)
更に気を取り直して場所を変えようと、アットホームな雰囲気で気に入っている福吉漁港の「牡蠣のますだ」へと車で移動した。(今月2回目)
もう16時を過ぎていたせいか結構空いていたので、いつもの奥の席を確保することが出来た。

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海のミルクと大人のミルク(=プシュッ)の絶妙なハーモニー。
牡蠣はもちろんのこと、緋扇貝(ひおうぎがい)というホタテに似た貝も旨かったなぁ。

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そして、博多の「一番寿司」の大将が作った頂き物の地ビールを姉貴が持参していたので飲んでみた。
その名も「一番BEER」

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写真が撮り遅れて泡が引いているのだが、実は泡がとてもきめ細かくて味はフルーティでやさしい口当たりだった。
気を取り直して飲んだ一番BEERは、最近飲んだビールの中でも一番旨かった。
そして牡蠣小屋の閉店時間(18時)を過ぎたので店を出て、我が家へ帰り、更に気を取り直してみんなで飲んだ。
今日は何度も気を取り直したが、気を取り直す度にイイ事があったような気がする。
さて、今日もいろいろあったが気を取り直して寝ようかな。
でも寝るにはまだ早いな。
仕方ない、気を取り直して寝酒だ・・・。


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2008年11月01日

まだまだカヌーを

久しぶりに海へ漕ぎ出した。
8月以降は頭も体も屋久島一色で山へ向いていた為、なんと約3ヶ月ぶりのカヌー行となってしまった。
午前11半、深江から唐津方面へ漕ぎだした。
もう11月だが海水温度はまだまだイケるゾ。
出船時に腰まで波を被ったが寒さは最後まで感じなかった。

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途中、タコ眼鏡で海の中を覗いてみたが今日は少し濁っていたので魚の姿は拝めなかった。
12時半、腹が減ってきたので波があまり立っていない湾に上陸。

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早速調理開始。
今回のランチは、カミさんの友人から頂いたマルタイラーメン詰め合わせの中から「醤油とんこつ棒ラーメン」をチョイス。(Kさんありがとう)
「旨い!」
がさざ波と調和した。

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食べている途中、4人のおばさんが隣の要塞みたいな建物にやってきた。

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何をしているのか尋ねると、この兄の土地を売りたいので片付けにきたとの事。
要塞の中はご覧のとおり。
私も買わないかと薦められたが、すぐ後ろが道路なので興味がわかずその話には深入りしなかったのだが、興味のある方はどうぞご検討を。(隣の小山付き)

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本日のエネル源。

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天気はぱっとしないが、気分はとても良かった。
改めて海は広くてイイなぁと実感した。
もうちょっと寒くなれば焚き火で暖とりもイイなぁ。

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午後3時、カミさんに迎えに来てもらう深江の浜辺に戻った。
着いた時は満潮だったが、今はもうだいぶ潮が干いていた。

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海でのカヌーも今年はもう干き時かなぁ。
とも一瞬考えたが、いやいやこれからの海はイヤな雑音もなく静かだし、焚き火の暖とりも楽しみたい。
そう、まだまだ


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2008年08月06日

外へ飛び出そう

[前回からの続き]

土曜日の朝、平助の彼女(?)と出会ったことで、何かにかき立てられまずは行動しようと立ち上がった。
平助といえば夏の伝道師。
ならば海しかあるまい。
急いで車にカヌー装備を放り込み、娘を保育園に送る途中に、カミさんに深江海岸で降ろしてもらった。
私がカヌーを組み立てているとランニング姿の老紳士がやって来た。
見事に日焼けしていたので漁師かと思ったが、海と釣りが好きで10数年前にココへ越してきて毎日暇があれば海を見にくるのだと、少し照れくさそうに話していた。
イイ海は人を惹きつけるのだ。

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カヌーを組立終えるなり、私はすぐにイイ海へと飛び込んでいった。
今日は少し風があるが漕げないほどではない。
草原を飛び跳ねるカンガルーのように、小魚がピョンピョン海上に飛び出してきて私を飽きさせない。
人が陸から入り込めないような手つかずの海域に入ると、別世界の美しい海と出会える。
このエリアは青い海。

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そして数メートル漕ぐだけで、緑の海へと変化する。

カヌーの上からタコ眼鏡で海中を覗くと、キュウセンやメジナの稚魚がたくさん泳いでいるのが見えた。

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喉が渇いてきたので、給水しようと風裏の静かな湾に上陸した。

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たった今漕いできたもう少し西の方では波風ともに強くて、ビビって引き返してきたのだが、このエリアはなんと静かで穏やかな海なんだろう。

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松の木陰でプシュッとビールを飲む。(ア〜〜)
これぞ正しい海の過ごし方。

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昼は、カップヌードル。
カップヌードルは、たまーに我慢できないほどに食べたくなる不思議な食べ物だが、野外で食べると更に旨さが倍増する。

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4時間ほど海で過ごした後、家に帰り家族3人で川の字になって昼寝をした。
その後、屋上でBBQをしようとしたが、外はまだ相当暑かったので止めようとしたのだが娘が屋上に行きたがったのでBBQを決行した。

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暑さの心配は全くなく、屋上はイイ風が吹いてとても涼しく快適で一同、外で食べて良かった、正解だった、気持ちイイと大変ご満悦だった。

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今日カヌーを漕いだ海に、ゆっくりと陽が沈み始めた。

夕陽を見ているうちに、平助の彼女が何を伝えたかったのか、なんとなくわかったような気がした。


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2008年07月11日

途方に暮れる

前回からの続き)

爽快に漕いでいたのも束の間・・・。

水上スキーをやっている高速艇が2艇、私の10m横を猛スピードで滑走していった。
しかも途中まで真正面から向かってくる。
デカイ船が高速で通り過ぎると小さい船はどういう状態になるか?
デカイ船が起す波が、通過後にザブンザブンと連続してやってくる。
それが小さい船より高い波の場合は、早急に波が向かってくる方向に船首を向けなければならない。
不規則で高い波を横からまともに受けると一発でひっくり返るからである。

海で遊ぶのは大いに結構だが、遊びのルール、最低限のマナーを守らない者はそのうち必ずや事故を起こすだろう。(加害者として)
現に私がパドルを天に突き上げて危ないという合図を送っても、一向にスピードを落とそうとしない。
昨今のプレジャーボート等による海難事故の急増を垣間見た瞬間だった。
それにしても先ほどの海上保安庁は何しに来ていたのだろうか。
爆音を轟かせて、やりたい放題に滑走しているエリアには目を向けず、監視員が目を光らせているような安全なビーチエリアの沖をずっと呑気に漂っている。

天気とは裏腹にイライラしてきたので、岬の裏側にある静かな小さな湾へとカヌーを進めた。

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上陸してすぐ、気分転換に昼飯を食べた。
昼飯は今朝カミさんが作ってくれた静岡産サクラエビの炒飯おにぎりだ。(and黒ビール)

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サクラエビは味がとても濃厚で、しかもヘルシーで旨い。(静岡のさくらママ有難う)
食後は、海中散歩を。
泳ぐにはもうぬるいが少し深場に行けば冷んやりしてとても気持ちがイイ。
ということで、ライフジャケットを着たままカメのようにプカプカ浮いてその辺を気持ち良く漂った。

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そうこうしているうちに、身も心も落ち着きを取り戻してきた。

しかし、安堵しているのも束の間。
またしても水上バイクが走り始めてこの海域は爆音の渦となってしまった。

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そして更に悪夢は続く。
なんと今度は海の反対側の道路から暴走バイクの爆音がブンブンブンだ。
前からは水上バイク、後ろからは路上バイクの爆音の板挟みにあい呆気にとられた。
あーあ、と天を仰ぐと、一羽のトンビが上空近くを旋回していた。
「うるせーなー」と怒っているご様子で、ヤツらに向かって飛びながら口ばしを突いて威嚇していた。

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あー、静かだった糸島の夏は何処へやら・・・。
すると80年代に流行った大沢誉志幸のあの歌のフレーズが、頭の中で繰り返し、繰り返し鳴り始めた。

♪そして僕は途方に暮れる♪

仕方ない、こんな日もあるさ。
と、天を仰ぎトンビと一緒に思いっきり途方に暮れてやった。
(嗚呼)


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2008年07月10日

夏の儀式

梅雨明け当日の日曜日、本日は晴天なり。
今日の行動はコレ以外考えられない。
夏の海へのご挨拶を兼ねた、夏の儀式だ。
早速カヤック一式を車に積み込んで、いざ深江海岸へ。(3分で到着)
珍しそうに見て行くギャラリーを横目に、愛艇「Sea Payanca(シー・パジャンカ)」を汗ダクになりながら組立てた。
組み立て終えるなり早速、カヤックを水際迄運び、厳粛なお神酒の儀式を開始した。
儀式なので正座がいいかと思ったが、こんな場所で正座していると怪しい人物と思われそうなので、娘に教わった体操座りをした。
そして・・・

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「プシュッ!!ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、グビッ、プファー!」

夏の儀式は厳かに一瞬で終わった。
とても気持ちのイイ儀式だったので今後も続けようと思う。(お勧め)
そして、水の中へザブンと一回全身を浸かってからカヤックに乗り込んだ。
これは最初に全身を浸かることで、その後カヤックに乗っても水と同化した感覚が残るからだ。(これもお勧め)

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青い空を見あげながら漕ぐのはやはり最高に気持ちがイイもんだ。
最近は雲が好きで、面白い形の雲があると、漕ぐのを止めてつい見入ってしまったり、写真におさめたりするのでドンドン流されてしまう。
そんな感じで、私の場合は漕いでる時間より浮いてる時間の方が圧倒的に長い。
漕いでいる時は、風景がつまらない時か単調に思えてきた時だけのような気がする。

昨日、娘が初登頂した二丈岳の麓。(山頂はまだ奥)

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ずっと気になっていたのだが、子供たちが水遊びをしている海の家前の少し沖あいを、海上保安庁の巡視船と2人乗の小さなボートが一隻浮いていた。
守ってくれているのは有難いが、監視されているようであまりイイ気持ちはしないので巡視船から離れることにした。

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視界から巡視船が消えるまでの間、真剣に漕ごうと思い、上半身の筋力強化も兼ねて久しぶりにまじめに漕いだ。
しかし、爽快に漕いでいたのも束の間。
この後に、怒りを通り超えて呆れた、悲しい出来事が・・・。(あーあ、トホホ)

(続く)

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2008年05月18日

海色の蝶

今日は約1年ぶりにカヤックでのキス釣りに行った。
場所はうちから徒歩10分の深江海岸。

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以前バス釣りで使用していたロッドフォルダーをカヤックに取り付け万全の体制でカヤックを海の中へ進水しようとした時、あれ?
何か足りない。
何と忘れ物は、パドルだった。(阿呆)
カヤックはパドルがないとコントロール出来ない。
それよりも前に進まないのは非常に困るので、仕方ない、カヤックはそのまま置いてパドルを取りに帰ることにした。
結局釣り開始は10時半からとなった。

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それから約1時間半、ビールを飲みながら、のんびりプカプカ浮きながら釣りをした結果は・・・。

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どんまい、どんまい。
自然保護の一環さ、こんな日もあるさ、と思いながらビールをあおる。(負け惜しみ丸出し)
潮も今が引き潮のピーク。
ならば引き際も大事だとこじつけて今日の釣りは終了とした。

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しばらくこんな調子で海を見ていると、何処からともなく海色の蝶(アオスジアゲハ)がヒラヒラと飛んできた。

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あまりにも海とマッチした美しい模様の蝶だったので、写真を撮ろうと接近すると不思議と逃げない。
最終的には20cmくらいまで近づいてズームなしで撮ったのがこの写真。

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目が大きくて中々の美人だ。
どうもこの蝶は海を見に来たようで、海の方をじっーと見たまま動かなかった。

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何かワケありの予感のする不思議な蝶だったが、そういえば先日も九重で森の妖精が蝶になって私を出迎えてくれた。
ということはその流れからいくとこの蝶は海の妖精ということだ。
何か最近はやけに蝶に縁があるなぁ。
まぁ私も釣れなくて少しへこんでいたから、ここはワケありもの同士でしばらく海を見ていた。
しばらくじーっと静かに見ていると、ふいに蝶が飛び立った。
飛び立った方向は海の反対側にある山(二丈岳)。

よしわかった、今度は山で会おう。


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2008年05月06日

処女航海

GW最終日の今日は快晴。
さぁどこで遊ぶか?
山はGW前半に九重で満喫してきたので、海に即決した。
向かった先は、糸島の芥屋海水浴場。
私がフォールディングカヤックを悪戦組み立てている最中、カミさんと娘はビーチでリラックスしていた。
家族がリラックスしている光景を見るのはとてもイイ。

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組み立て終え、ガス欠寸前の身体にビールを給油して、私だけ芥屋大門(けやおおと)に舵を進めた。
なんとなくパドリングがぎこちないと思ったら、今日が今年初漕ぎだったのだ。(遅っ)

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芥屋大門は玄界灘の荒波に60mの高さにそそり立っており、その先端は小岬角となり、そこに日本最大奥行90mの玄武岩洞となって玄界灘に突出している。
今日はその洞窟探検のつもりであったが、海上はうねりがあり私の腕ではとても不可能なので素直に引き返した。
家族を浜に待たせている身、これも勇気ある決断ということにしておこう。

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今日はまだ娘をカヤックに乗せるつもりはなかったのだが、波打ち際で遊んでいるうちに娘のテンションが上がってきて、乗りたいと言い出したので、それならばと喜んで乗せた。
一応ピースをしているが、もう片方の手は私の手をがっちり握り締めていた。

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自分でパドルを使って漕いでいるわけではないが、処女航海に違いはない。
娘にとっては海に浮かぶのが初めての経験だったのだから。
家に帰り、鹿児島のさわこちゃんに電話で
「かぬーのったよ」
と元気にカタっていたのがとても微笑ましかった。


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2007年12月26日

ユーコン川旅への道〜お笑い映像編

今回は、最近発売されたユーコン川旅のお勧め映像(お笑い系)の紹介を。

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闘う落語家・林家彦いちのトーク・ライブ映像(DVD)。

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彼がリバーカヤックの第一人者である野田知佑、「陰陽師」でおなじみの人気作家、夢枕獏と共にカナダのユーコン川を下った時の爆笑エピソードを、当時撮影した写真のスライド上映と共に喋り倒す。(スライドのみでユーコン川での動画は一切なし)

「林家彦いち 喋り倒し 野田知佑 夢枕獏とユーコンを下る」(発売日:2007/11/21)
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2003年8月後半、ユーコンの支流のビッグサーモン・リバーのクワイエット・レイクから2艇に2人ずつ乗りこみ(野田さん+彦いちさん、ポール+獏さん)10日間に及ぶ過酷な川旅がスタートした。
いきなり、スタート時のカヌーの写真を見て笑った。
旅の装備品(食料やテント等)が凄まじい量で、荷物は小奇麗なのだが積んだ状態が難民キャンプそのもので人が座るスペースがあるのやら。

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そして荷物を満載したカナディアンカヌーがいかにも重たげに深い喫水線を保ちながらゆっくりと進みながら旅は始まる。

内容的には、非常におもしろく、落語に縁のなかった私も、垣根を越えて落語に興味を覚えてしまった。
落語家特有なのかは知らないが、話のスピードと間のあけ方とタイミングが絶妙で知らぬ間に一緒に見ていたカミさんと二人で高笑いしていた。

ただ一つ残念に思ったのが、危険(クマ)と笑いのギャップが埋まらない洒落にならないような内容が所々にあった点だ。
笑いを主にした作品なのであればクマのリアルな恐怖話はもう少し加減すべきなのではと感じた。
特に私も来年ユーコン行きを計画しているので笑うに笑えなかった所が何箇所かあった。

そうは言っても、野田さん、獏さん、現地ガイドのポールのそれぞれの絶妙な天然大ボケ話を聞いていると最終的には面白かったなぁー、と唸らされた。
最後に、野田さんの不思議なエピソードをひとつ。
自分の所持品一つ一つに、服を着たままペンで大きく「のだ」と名前を記していた(他人にも勧めていた)という行動は、几帳面というのか、ワイルドというのか?

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本で受ける野田さんからは、そんなマメなことをする人とは到底思えないし(すいません)、私もそんな事はしないのでこれは妙に気になった。
この映像を見た野田ファンは、今後所持品に大きく自分の名前をひらがなで書きはじめ、これがハヤっていくのであろうか?


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2007年09月17日

リハビリ万歳

今日は別メニューのリハビリをした。
今回は、カヌーでショートツーリングだ。
いつもの深江の海に10時半に到着、カヌー(Sea Payanca)を組み立ててテーブルや椅子をセットしていざ出船。
といきたいところだったがあまりの暑さで体が水分を要求してきたのでまずは給油(Beer)を。(リハビリ中なので極めて少量)

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給油後、30分程ビーチを散策していざ出船。
今回は深江から西方面へ福吉までの往復約7Kmを漕いだ。
天気もまずまず、波風も穏やかなグッドコンディション。
但し、水上バイクのエンジン音がうるさかった。
普通に海にいる時はあまり気にならないのだが、不思議とカヌーに乗っていると船や水上バイクのエンジン音が非常に耳障りになるものだ。

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綺麗なビーチに何度か上陸し、その都度ビーチを歩いてガラスの破片を拾った。

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(大入のビーチ)

人が入れそうにないビーチにはやはり結構落ちていた。
本日の収穫。
最近ビーチを歩く時に宝探しの様に探しながら拾っているガラスの破片。
これを娘へのおみやげにしているが結構たまってきたので何か作品にしようかと模索中だ。

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このガラスの破片は、どこかで割れた瞬間は鋭利だったのだが波に削られて、曇りガラスみたいな表情の丸い石の形になったものだ。
最近実施しているビーチでのウォーキングも、このガラスの破片を探しながら歩いていると苦にならず時間を忘れ夢中になるので結構楽しみながら歩ける。
歩く速度が遅くなるという欠点はあるが・・・。

しかし、山登りやビーチウォーキングやカヌーがリハビリでいいのだろうか。
私の場合リハビリと言いつつ単なる好きな遊びをやっているような?
まぁいいか、しばらくはこんな感じでリハビリにジャンジャン励もう。
リハビリ万歳!


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2007年07月30日

サンダンス

梅雨明け後の最初の週末。
今年の夏も鹿児島からNさんのお孫さんのさわこちゃん(小4)が遊びに来ていた。
という事で、早速昨年に引き続き一緒に海でカヌーをして遊ぶ(正=遊んでもらう)事に。
今回乗るカヌーは、我が家の2号艇「パーセプション製サンダンス9.5」というカヤック。
このカヤックは遊びを目的に作られた典型的なレクリエーショナルカヤックで、軽量、コンパクトで安定性があるので子供でも簡単に乗れる。
特筆すべきは、コックピットが非常に広いので座った状態でも膝を曲げられたり、足をコックピットの上に出してのびのびとビールを飲めたりとカヤックにしては非常に快適な生活を水の上で送ることが出来る。
子供を前に座らせて2人で乗ることも可能だ。(少々窮屈ではあるが)
このカヤックでの私の最近の遊び方は、糸島の穏やかな海に浮かべてのんびりとキス釣りをして楽しむことだ。

さて、今回のさわこちゃんとのカヌー遊びの場所は、うちから車で2分の深江の海。


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今日は日曜日ということもあり、海水浴客で海辺は大賑わいだ。

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さわこちゃんは今回でカヌーは2回目だったので今回は最初何も教えなかったが、自然にスーと乗っていった。
というか1回目の時も私はほとんど何も教えていなかった。
教えたのはパドルを持つ位置と、パドルの漕ぎ方だけ。
曲がり方とか止まり方は、自分で試行錯誤体験しながらいつのまにか身につけたようだ。
急停止はまだ出来ず、海水浴客にぶつかりそうになったことがあったが、元来スピードがでている訳ではないので問題なかった。
しかし、海水浴客が多い所ではきちんと教えるべきだろう。


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いつも感じる事だが子供と一緒に遊ぶと新鮮だ。
何かを身につける瞬間や、初めて目にした時の目の輝きを見ると特にそう思う。

そしてそんな風に、子供が目を輝かせてくれそうなものを今回、ついに海中で発見した。
それは太陽の光を浴びて鱗がキラキラ金色に輝く小魚の群れだった。
「ほら、見てごらん。小魚がたくさんいるぞ」(私)
「あっ、ほんとだ。きれいね」(さわこちゃん)

しばらく後、2人で海の中に座って貝を探そうと、海中の砂を掘り起こしていると何かがキラキラ光った。
もう一度掘り返してみるとまたキラキラ光った。
海中の砂を手ですくってよーく見てみると、砂金のような小さな金の粒子がたくさん混じっていた。
という事は・・・!?
さっきのは小魚ではなく、この金の粒子だったのだ。
(面目丸つぶれ)
正体がわかるとさわこちゃんはニヤッと笑い、それからというものこの金の粒子がキラキラ水面に見える度に

「見て、金魚がたくさんいるよ」(さわこちゃん)

と、少々皮肉っぽい笑みを浮かべるのだった。(これは可愛い皮肉)

子供だからと知ったかぶりはイカンな。
次回からは水中眼鏡は必須だ。


追記)しかし、あの金の粒子の正体は何なんだ?

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2007年06月26日

北米1800キロ カヤックの旅

昨日の西日本新聞にこんな記事が掲載されていた。

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北米1800キロ カヤックの旅へ
視力が低下する難病のサルコイドーシスを克服した大分県日田市鶴城町の堀内信也さん(40)が23日、米国・アラスカ州‐カナダ沿岸約1800キロを単独カヤックで渡る冒険に向けて出発した。
大学時代にカヤックを始めた堀内さんは1998年、針葉樹と氷河が美しい同ルートの旅に出たが悪天候で断念。
その後、サルコイドーシスを患ったものの食事療法などで回復。体を鍛え直し、建設作業のアルバイトなどで資金をためて再挑戦することにした。
堀内さんはカナダに到着後、食料などを準備し、7月上旬からカヤックで海に出る予定。
「気負いすぎず、成功させたい。支えてくれる地元の人のためにも帰ったら写真展を開きたい」と話している。
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病を克服し、夢を追い続け、幾多の困難を乗り越えて実行する。
いやぁ、素晴らしい!(拍手)
しかも堀内さんは既婚者との事。(奥さんも理解があって素晴しい)

そしてこの記事を読んで、少し考えさせられた。
冒険とは、一般的には常識からは外れた過酷で無謀な行為と思われている。
これはまさしくその通りで言い換えれば、非常識で非日常的で非生産的で非営利で・・・
と、非だらけなのだ。

しかし、本当はこれは逆なのでは?という疑問が湧いた。
純粋に人間として考えてみると、非と考えていた事が実は正だったりする。

冒険の成果は、すぐに表われない。
成功すれば、長い間、万人の心を揺さぶり続け形のない栄誉として記憶に刻まれる。

逆に正と思っていた事はすぐに成果が表れるが、直ぐに飽きて廃れ、忘れ去られる。

自分自身の記憶を辿ってみても、日常的なことはすぐに忘れてしまうが、非日常的な事をやりとげた経験は記憶の中にいつまでも残っている。
記憶に残るとはどういうことか?
答えは一目瞭然だろう。

人間、たまには非な事をするのも必要なのでは?
と改めて自分に問いかけた次第だ。

よし、久し振りにソロキャンプでも行こうかな。
たいした非ではないが・・・


最後に、堀内さんの旅が無事成功することをかげながら応援しています。
写真展も是非見てみたい。
頑張れ!



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2007年06月04日

フェザークラフト

昨日、サザンワークス主催の「フェザークラフト試乗会 in 糸島」に参加してきた。

ズラリと並んだフェザークラフト(Feathercraft)艇。
ファルトとは思えないバウ(船首)とスターン(船尾)のスリムで鋭角な曲線の美しさ。

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ファルト好きのカヤッカーにとってこれだけのフェザークラフト艇を間近で見れるだけでも満足なのに、艇の細かな説明や、組立のデモ、そしてどれでも好きな艇を自由に試乗できるという夢の体験コース付なのだ。(試乗は有料で2千円)

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Wisper(ウィスパー)を組み立てているところ。
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Javaを組み立てているところ。
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Java(インフレータブル・カヤック)にダブルアクションポンプ(押す引く両方で空気が入る)で空気を入れているところ。
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そして、駐車場脇の砂浜から、いざ出船(試乗)。
試乗可能な艇は
・K1 Expedition (K1 エクスペディション)
・Khatsalano (カサラノ)
・Wisper (ウィスパー)
・Kahuna Expedition (カフナ エクスペディション)
・Java (ジャバ)
(各艇の詳細はココ
なんと、シングル艇のほとんどが試乗可能。

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私は、K1 Expedition → Java → Kahuna Expedition → Wisper → Khatsalano
の順番で試乗した。

トータル的にはK1 Expeditionが一番私的には合っていると感じたが、どれも個性があり安定感は抜群である。(ボトムの形状による)
Javaはインフレータブル(空気でふくらませるタイプ)なのでカヤックより高い位置に座る為、安定性に欠けると思っていたが、なんのなんの。
これが不思議と安定しており、小回りも利くしスピードも出る。(体感的には私のパジャンカより速い)
車に例えるならK1がスポーツカーで、Javaはクロカン4駆。
釣りや、子供や犬を乗せて遊ぶにはガンガン楽しめそうだ。
Wisperは15kgと非常に軽量(片手で持てる)なので主に川旅目的で使用する人(私も)には非常に魅力的で購入意欲をそそられると思う。

今回の試乗を終え、大満足した反面、ひとつ虚(むな)しくなった事がひとつ。
私の愛艇「SEA PAYANCA(シー・パジャンカ)」は、フェザー艇と比較すると全てに於いて大人と子供くらいの差(体力的にも能力的にも)がある事が判明したのだ。
実際に乗ってみるとその差は愕然としていた。
価格も3倍くらい上だが、トータル的にはそれ以上、上回っていると思う。
乗っている時の安心感が全く違うのだ。(安定感・安全性・耐久性・・・)
想像していた以上に素晴しい艇である。

そして試乗会を終え、今一番欲しいものは?と聞かれたら

「Wisper (ウィスパー)の赤」

と迷わず答える。
んー、欲しいー・・・・


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2007年05月19日

四万十川カヌーソロツーリング2006 (6日目:かわらっこ〜帰路)

2006/5/4(木) 晴れ 気温:22.3 - 12.7℃

キャンパーの笑い声と鳥のさえずりで9時に目覚めた。
まずは100円玉だけ持って6日間の旅のアカを落としにシャワー室に行った。
100円を入れると勢いよく熱いシャワーが飛び出してきた。(目を覚ますにはこれが一番)
石鹸とシャンプーで泡だらけになった体と髪をシャワーで洗い流そうとしたら、プツッ・・。

お湯がいきなり止まった・・・。
まだ5分のうち2〜3分位しかたっていないハズなのに。
体も髪も泡だらけ。
追加のコインは手元にない。
シャワー室には私以外誰もいない。
泡が髪から垂れてきて目をちゃんと開けていられない。

仕方ないのでタオルでざっと拭いてシャワー室の入り口で顔だけ出して誰か通るのを待つ。
しばらくすると女性が通ったのでスタッフを呼んできてもらうよう頼むと、こちらを見向きもせず走ってスタッフを呼んできてくれた。
そしてスタッフから100円を貰い事なきを終えた。

テントをたたみ、荷物をダンボール箱に詰め込んで宅配の手続きをし、暑くなってきたのでビールと鮎の塩焼きを。(旨っ!)

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14時、かわらっこから中村駅までバスで移動。

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中村駅から特急南風号、通称「アンパンマン列車」に乗って高知へ。
娘が大好きなアンパンマンの列車に乗って帰る。
ん〜、娘へのいい土産話が出来た。

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高知駅に着いたがまだバスの時間まで3時間あるので、食事(=飲み)をする事に。
昨年行った「みさと」は残念ながら定休日だったので、別の店を探しに。
しかし、なかなかピンとくる店が見つからず、結局1時間近くブラブラしていた。
そして、赤暖簾の奥に薄明るい光が射している良さそうな小さな店を見つけた。
店の名は「かぞく亭」といい、いかにもアットホームで明るい雰囲気の店だろうと思って中に入ってみた。

しかし、店に入るとうつむいたオヤジが一人、客はなし、聞こえてくるのはテレビの音だけ。
失敗したー、と思ったがもう入ってしまったので一杯だけ飲んで出ようと思いカウンターに座った。

しかし、以外にも出てくる食べ物はなかなか美味い。
それにこのおやっさん以外と手際がいいようで、普段は座ってテレビをダラーッと見ているのだが、注文するとさっと腰を上げ包丁をタッタッタッタとやって
「ハイヨ!」
とさりげなく私に手渡す。

このテンポが気に入って更に注文する・・・
というのを繰り返しているうちに2人の会話はいつの間にか弾み、1杯どころか焼酎を5杯も飲んで最後には厨房にズケズケと入り込んでおやっさんと2人でセルフタイマーで写真まで撮ってしまった。
(私の満面のスマイルを生でお見せできないのが残念)

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なんとこのおやっさん、元ホテルの板長だったとか。
しかも飲んでいくうちに小松政夫に見えてきたから妙に親しみが沸いてきてしまった。
いやぁ、見かけによらないとはこの事か。
四万十川を下ったことを話したら、今度は是非娘さんと一緒に来てと言われたので
「もちろん」
と一発返事をした。
これでまた楽しみが増えた。
ありがとう、おやっさん。

今回の旅も、最後はいい店で楽しいひと時を過ごして幕を閉じた。

やはり、全てを自分の判断で自由に行動できる一人旅はいいもんだ。
そんな事を考えていると、妙に寅さんの映画が見たくなってきた。
さて、次なる旅は・・・

− 完 −


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2007年05月18日

四万十川カヌーソロツーリング2006 (5日目:かわらっこ〜赤鉄橋〜かわらっこ)

2006/5/3(水) 晴れ 気温:21.0 - 11.5℃

今日も快晴。
かわらっこのスタッフから河口付近は昼前から向かい風が強くなるから早く出発した方がいいと聞いていたのだがつい寝坊してしまい出発は10時になってしまった。

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10時30分、高瀬沈下橋が見えてきた。

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途中、川登大橋の下に2ハイのカヌーが岸にあげてあった。
近づいてみたが人影はない。
カヌーを見るとなんとそれは「Feathercraft(フェザークラフト)」(40〜60万円)。

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初めて生で見たフェザー艇(K1 Expedition)はやはり美しかった。
フォールディングカヤックとは思えないなめらかな曲線美。
それに非常に頑丈そうだ。
持ち主が居ないようなので記念にフェザー艇の写真だけ撮ってすぐに出発した。

11時30分、三里沈下橋を通過。

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12時20分、佐田沈下橋。
四万十川の架かる沈下橋の中で最も長く、川を下っていって最後の沈下橋となる。
河口の中村市に一番近いし遊覧船乗り場もあるため観光客が一番賑わう沈下橋である。

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時間がたつにつれ言われたとおり向かい風が強くなってきた。
周辺も山がなくなりだんだん平野部へと変わっていく。
もう明らかに中流の顔とは違い、人工物が嫌でも視界に飛び込んでくる。
広い河川敷では数組がオートキャンプをしており子供の歓声も聞こえてきた。
もう今回の川旅も終わりか、と思うと力が抜けてきた。

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13時30分、ゴールの赤鉄橋に到着。

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フーッ。

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まずは、ウエットスーツを脱いで普段着に着替え、腹が減ったので上陸してコンビニを探しに行った。
コンビニでおにぎりを買い、レジの明るいおばちゃんにかわらっこまでの交通手段がないか聞いてみるとバスはあるがもうこの時間は走っていないとのことだった。
仕方ないのでタクシーを呼ぼうとすると、呼んであげるわよ。
と言ってくれたので呼んでもらい、値段交渉までしてもらった。(ありがとう)
タクシーは15時に河川敷に来る。あと1時間も余裕がない。

急いでカヌーをバラしていると2ハイのカヌーがこちらへ向かってきた。
立ち上がって見てみると、さっき橋の下で見たフェザー艇だ。
上陸した2人は広島から来て、これから更に下って海まで出るという。
さっきの橋の下では、木陰で昼寝していて私が近づいてきたのも知っていたようだ。
食料が買える店を聞いてきたので、迷わずさっきのコンビニを紹介すると早速コンビニに行くというので「おばちゃんによろしく!」と伝言をお願いした。
さぁ、時間がない。
カヌーの船体布もフレームも半渇きだが仕方ない、そのまま収納し河川敷をカヌー袋を担いで3往復したら、タクシーが見えたので手を振って合図した。
タクシーの運ちゃんも車まで運ぶのを手伝ってくれた。

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タクシーに乗り、運ちゃんと話をしながら四万十川沿いを走った。
途中、佐田沈下橋を車で通った。(狭い)

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かわらっこに到着すると、テントサイトまで車で乗り入れてくれた。
そして約束どおりおばちゃんが交渉してくれた4千円を払い、運ちゃんにお礼を言った。
(シャイでまじめないい運ちゃんだった)

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さぁ、終わった。
今日はもう何もすることがない。

(役目を終え、青いザックに収納されたカヌー一式)
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まずは、コンビニで買ってきた白ワインを飲みながらランタンの明かりで本(ウーマン・アローン)を読み始めた。
これが結構おもしろくて結局最後まで読んでしまい、時計の針は20時半をさしていた。
上を見上げると月が。

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四万十川の夜とも、またしばらくはおさらばか、と思うと切なくなり月見酒でもう一杯・・・もう一杯・・もう一杯・・・。
結局、就寝は22時30分。


− 明日に続く −


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四万十川カヌーソロツーリング2006 (4日目:口屋内〜かわらっこ)

2006/5/2(火) 曇り 気温:25.7 - 14.8℃

10時30分、居心地の良かった口屋内を出発。
沈下橋をくぐり抜け、周辺を見渡すと上の方で誰かが手を振っている。
良ーく見ると、竹下商店のおばちゃんだった。
私も急いでパドルを置いて手を振り
「どうもーー、また来ますーー」
と言いながら見えなくなるまで、ゆっくりと流されながら手を振った。

そしてすぐ難関が。
口屋内の赤鉄橋を過ぎてすぐの中州は左側が走漕出来るコースなのだが、中州の入り口に立ち木がドデーンと立ちはだかっているのだ。
一旦カヌーから降りて通過出来そうか見てみたが、流れが速いし通れるコースが狭いので少しでも逸れると立ち木に吸い込まれそうなので、ここは岸沿いを歩いてカヌーをひっぱりながら通過した。(これも一応勇気の決断という事に・・・)

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その直後は私が好きな所で、底を擦りそうに浅いのだが、非常に流れが速くスーーッと低空飛行しているような錯覚を覚えるのだ。
流れが速いのであっという間に低空飛行は終わってしまうのだが、それがまたいいのだろう。

12時、勝間沈下橋を通過。
昨年はここでキャンプした。

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通過してすぐ、遊覧船が上流からこちらへ向かってきた。
すれ違い際、船頭さんが声をかけてきた。
どこから?どこまで行くと?
私がカヌーを止めて船頭さんと話をしているとなんと、遊覧船の観光客がバチッバチッと私の写真を撮り始めた。
カヌーのメッカ四万十川でも今やカヌーイストは珍しい存在なのだろうか。
手を振り笑顔で四万十川観光のお手伝いをしつつさらに下っていった。

そしてもう一箇所ザブンザブンな瀬を通り過ぎると、川を渡している鯉のぼりが目に入った。(12時30分)

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かわらっこが見えてきた。
今日は、ここでゆっくりしよう。


− 明日に続く −


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2007年05月17日

四万十川カヌーソロツーリング2006 (3日目:口屋内)

2006/5/1(月) 晴れ/曇り 気温:25.0 - 14.0℃

朝起きると一瞬変な錯覚をおぼえた。
ゴロタ石の川原にいるのに、高級ホテルのベッドで寝ているような感じがしたからだ。
これはエアーベッドが原因で、やはり多少は底石のゴツゴツ感を体で感じた方が良さそうだ。(今晩からエアーを少し抜こう)

さて今日は何をしようか。
まずは、沈下橋右側にある水場で顔を洗い、身を軽く(?)して近くを散策することに。

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昨晩、竹内商店のおばちゃんに村営風呂の鍵を貸してあげるからと言われていたので風呂に入ろうと思い竹内商店に行っておばちゃんから風呂の鍵と自転車を借りた。

(竹内商店。商品の販売はもうほとんどやっていない様だった)
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風呂は山の中腹あたりにあってとてもおばチャリで上れるような坂ではなかった為、結構いい汗をかいてしまった。
しかし目下に見る四万十川のなんと美しい事。
しばらく川を見ていたら上流から2ハイのカヌーが流れてきた。

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そしてようやく風呂に到着。
鍵を開けて中に入ると結構広く、人が住める設備がひととおり備わっていた。
早速、ボイラーを着けて湯を沸かす事に。(待つこと20分)


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ザ・入浴。

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風呂をあがり、風呂掃除をして部屋の窓を全開にしてしばらく横になって涼んだ。
帰りは下り坂を自転車で涼みながら下り、おばちゃんに鍵を返しに竹内商店に戻った。
店内には過去のビーパルなどアウトドア雑誌がたくさん並べてあった。
上の壁を見ると野田さんの色紙が飾ってあった。

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なんか豆腐が食べたくなり近くの店で豆腐を買ってきたはいいが、醤油がないのを思い出した。
おばちゃんに小さい醤油を置いて(売って)いないか聞くと、置いてないとのこと。
おばちゃんがあげるよ、言ってくれたのでペットボトルの中に少し分けて貰い、お礼にビールを買った。
しかしこのビールはおばちゃんチの自家用ビールだったようだ。
今晩はどでかい豆腐におばちゃんチの醤油をぶっかけた冷やっこと、おばちゃんチの自家用スーパードライを飲み、おばちゃんに始まりおばちゃんに終った一日であった。

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− 明日に続く −


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四万十川カヌーソロツーリング2006 (2日目:江川崎〜口屋内)

2006/4/30(日) 晴れ/曇り 気温:22.7 - 11.8℃

6時40分、うぐいすのもの凄い鳴き声で目が覚める。
テントを撤収し、全ての荷物をカヌーに積み込んで10時50分に出船。
予定どおり中州の右側を走漕。(快調)
四万十川はやはり美しいなぁと思いながら漕いでいると、黄色い2人乗りカヌーのフレッシュカップルと出会い、このカップルとは結局口屋内まで追いつき追い越しを繰り返した。(お邪魔虫だったかな)

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14時、岩間沈下橋到着。

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この辺の景色は何度来ても素晴らしい。
今度来た時はゆっくり風景写真を撮ろう。
少し上陸し、焚き火用の流木を拾ってすぐに出発した。

しばらくすると、見よ!、これぞ清流!
と声を大にして叫びたくなるような、静かで懐の大きい大河の様相を見せてくれる所がある。
最後の清流と言われる所以(ゆえん)がここを漕げば良ーくわかる。

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15時50分、遠くに口屋内沈下橋が見えてきた。
今晩はここにテントを張る。

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まずは、テント設営後、昨年と同じ「みやざき商店」に買出しに出かける。
GWだからか、何組かテントを張ったキャンパーがいる。
しかし私以外は全てオートキャンプだ。
カヌーツーリング人口も減少傾向か・・・。

ゴロタ石での快適なキャンプをする為に今回新たに持参した秘密兵器。
 その1〜エアーベッド(ロゴス製シングル)
 その2〜シュラフ(ドイター製プラスワン)
 その3〜イス(コールマン製子供用)

エアーベッドはもう絶対に手離せない。
1980円でこんなに安眠できるとは思わなかった。
シュラフはツーリング用にコンパクトで春秋も対応できる物を新調した。
エアーベッドとこのシュラフがあればもう怖いものなしという感じだ。
この2点のお陰で夜中に目が覚めることは一度もなかった。
それからイスがあると川原でもリラックスできてやはり楽だ。
このイスは娘用なので座高は低いが軽くてコンパクトなので持ち運びには適している。(充分座れる)
これらで荷物は少し増えるが、バッキングさえうまくやれば全く問題ない。

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今回はこれら秘密兵器のお陰で快適なキャンプとなった。
夜は焚き火で暖をとり焼酎を飲みながら、快適、快適と言いながら、23時にウトウトと就寝した。

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− 明日に続く −


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2007年05月16日

四万十川カヌーソロツーリング2006 (1日目:出発〜江川崎)

2006/4/29(土) 雨/曇り 気温:16.6 - 12.5℃

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< はじめに >
これから書く内容は一年前の最近の話である。
今年の春も四万十川に行くつもりであったが、どうしても外せないコンサートとぶつかってしまった為、泣く泣く四万十川行きは断念した。
その無念の気持ちを晴らすが為に、一昨年の春に訪れた四万十川旅を整理したものである。

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4月28日21:55 博多駅発、高速バスはりまや号乗車。
4月29日 7:10 高知駅着

高知はあいにくの雨模様だが、私の心は晴々している。
さぁ、半年ぶりの四万十川でこれから川下りだ。
今回は車中泊を含めると7泊8日(川泊5泊)と前回より少し長いので気持ち的にも余裕がある。
電車を乗り継いで、昼前には江川崎に到着。
雨も上がってきた。

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西土佐大橋の上からの四万十川。

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昨年は中州の左側のコースを通り苦い思いをした(浅すぎてずっとライニングダウンを)。
今回は絶対に右側を通ろうと思っていたので走漕コースの確認をした。
(左寄りに漕げば問題なさそうである)
今回も出発地点はカヌー館だ。

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カヌーとキャンプ道具、その他装備は全て宅配便でカヌー館に送っておいた。
今日は、ゆっくりとここでキャンプをする事にし、まずは食料の買出しに出かけた。
やはり土佐高知といえば鰹のタタキ。(旨っ)

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そしてテントを設営し、カヌーを組み立てたらあとはひたすら飲んで、川を見て、飲んで、川を見て、飲んで、川を見て・・・

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寝た。(21:00就寝)

− 明日に続く −


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2007年02月06日

初漕ぎで初沈

日曜日の朝目覚めて外を見た瞬間に体がうずいた。
天候:晴れ、気温:14℃、風:なし。
絶好のカヌー日和である。
今年はまだ初漕ぎもしていない。(遅)
という事で迷わず初漕ぎ出陣を決めた。
9時から準備を始めカヌー一式を車に詰め込んで、スタート地点の加布里港に10時30分到着。
早速カヌーを組み立てる。
その間、娘は海を見ながら「うみ(海)」を熱唱していた。
組み立て終え11時20分にカミさんと娘に見送られて離岸。

今日の漕行予定は初漕ぎということで軽めの設定とし、糸島半島から西へ10q程先の大入港を目指すことにした。
途中どこか適当な浜に上陸して休憩(昼飯)しながら3時間位かけてゆっくり景色を見ながら行こう。
出発直後は、波も風もなく鏡のような海面を当初の計画通りにゆっくりと進んでいた・・・。

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しかし最初の岬を通り過ぎると少しずつ状況が変わってきた。
波も風も出てきた。
そしてうねりと三角波の波頭のしぶきが風上から向かって来て船首が上下に持ち上げられ、スプレースカートを装着しているにも関わらず海水が少しずつ浸入してきた。
更に太陽の光が山に遮られ海面が一変して黒い悪魔のように見えてきた。

写真を撮る余裕なし。状況はご想像あれ

約30分程まじめに(?)漕ぎながら悪戦苦闘しつつ、一番遠くに見える岬の先端を見ると人影(釣人)が見えてきた。(ホッ)
その岬をなんとか通り過ぎて内陸側を見ると我が家のある深江の町が見えた。
遠くにはうちのマンションも霞んで見える。
そして内陸側に舵を進めると、状況は徐々に明に変わってきて静かな海の表情が戻ってきた。

時計を見ると12時20分。
腹も空いてきたので昼飯がてら深江海岸に上陸しようと深江観光ホテル前の砂浜にカヌーを進めた。
上陸地点が砂浜なのでサーフィンの様に、波に乗り勢いをつけて砂浜に船首から上陸(=座礁)した。
直ぐにコックピットから足を抜き、足が砂浜に着地し腰を上げようとしたその時、想定外の第2波が後ろから押し寄せてきた。

カヌーは横に持っていかれ敢え無く半沈。(もちろん初沈
そして腰から下はズブ濡れに。

20070207_2.jpg画像クリックで拡大表示

濡れたのでとりあえず火をおこそうと木を拾い集め、ライターを着火。
しかし、アクシデントはまだ続いた。
スボンのポケットに入れておいたライターは濡れてしまった為に火が着かないのである。
しばらくライターを日なたに放置して乾くのを待つ事にし、その間は近くを散策した。
浜から深江観光ホテルを過ぎて更に先へ進むと今年初詣に行った深江神社に着いた。
という事はこの浜はうちから歩いても15分くらいの近さのようだ。
カミさんに電話をすると、迎えに行くなら今がいいという事だったので今日の漕行はここ迄とした。

浜に戻りライターを着けてみると火が着いたので、火を焚いて数分の間だけ暖をとった。

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本日の漕行距離:約6q、漕行時間:約1時間と短い時間ではあったが楽あり・苦あり・沈ありの中身の濃い具沢山な初漕ぎとなった。

しかし翌日は筋肉痛がひどかった。(特に肩と腰→現在シップ中)
今年は体力強化はもちろんだが筋力強化も必須だ。
「シップは必要ない!」と胸を張ってカミさんに言える様に。

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【おまけ】
海の場合は、片付けも大変である。
塩抜き、砂取り。乾燥・・・。
やはり淡水で流れに身を任せられる川の良さをヒシヒシと感じた。
やっぱ川はいいなぁ。
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(西洋芝の上で船体布を乾燥中)
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2006年12月08日

身近になったユーコン

カナダとアラスカの荒野を跨ぐユーコン川をゆっくり釣りをしながらカヌーで下る。
遠く儚(はかな)い夢と思っていた。

ユーコン川は全長3200km、ユーコン準州をほぼ南北に縦断してベーリング海へ注ぐ大河である。
そしてユーコン川といえばリバーツーリング好きのカヌーイストにとっては生涯に一度は漕いでみたいと思う憧れの川だ。
先日このキーワードでネット検索していると面白そうな動画の番組が見つかった。
大泉洋がユーコン川160q(レイクラバージ北端〜リトルサーモン)をカナディアン・カヌーで下るという「水曜どうでしょう」という番組(無料視聴可)。
ユーコン川は大自然がそのままの形で残されている荒野で、もちろんクマも生息している。
スタート地点からカヌーを漕ぎ出したら途中には街も道路もないので引き返す事は出来ない。
従って生きのびるには交通手段のある地点まで自力でカヌーを漕いでいくしかない。
そんな過酷な原野をカヌーに乗るのも初めての2人が現地ツアーガイト(カヌー・ピープル)のサポートを受けながら下る5泊6日のドタバタ川旅。
釣りあり、アウトドア料理あり、最強蚊との戦いあり、いやぁ久しぶりにテレビを見て心底笑った。(深夜に)
アラスカならではの怖さを笑いに変えており、ユーコン川やカヌーに興味がない人でも充分楽しめると思う。
約22分の番組7話の構成であるが面白いので一挙に見てしまった。

これまではユーコン川の情報といえば野田さん(野田知佑:カヌーイスト/エッセイスト)の著書から主に吸収していたがエスキモーやネイティブインディアンなどが登場すると、やはり活字から得た印象ではとてつもなく遠い所に思えていたのである。
しかしこの番組で、動くユーコン川や、カヌー初心者が漕いでいる映像を見て、少しは身近に感じるようになった。

遠く儚い夢と思っているだけではいつまで経っても行動出来ず夢は夢のまま終わってしまう。
身近に思えた今がチャンス。
という事で2008年夏にユーコン川へ行くことを決意。
またひとつ、片思いの川に会える嬉しさと緊張感をしばらく体内に蓄積することが出来る。

ありがとうユーコン。

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よし仕事頑張ろう!


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