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   川の流れのように、ゆったり、のんびり、ほっとするような内容を綴っていこう。

2007年02月02日

ビル・エヴァンスに会える

ビル・エヴァンス・トリオが1961年6月25日にヴィレッジ・ヴァンガードに出演した時の歴史的ライヴ・ドキュメントの全貌を収録したアルバム。
ザ・コンプリート・ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード 1961 / ビル・エヴァンス
(The Complete Live At The Village Vanguard 1961 / Bill Evans)

20070131_1.jpg画像クリックで拡大表示


この時のライヴ演奏は既に「Waltz For Debby」 と 「Sunday At The Village Vanguard」にその大半が収録されている。
前回、このブログ内で「Waltz For Debby」については記したが、この「ザ・コンプリート・ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード 1961」の素晴らしいところは、その日に演奏された全ての曲をそのままの順番に収めている点だ。

CD3枚組で価格が3千円と、価格を遥かに上回る内容と満足を与えてくれるアルバムである。
既に、「Waltz For Debby」 と 「Sunday At The Village Vanguard」の両方をすでに持っていたとしてもである。(私もアナログレコードとCDの両方を既に持っている)

20070202_2.jpg画像クリックで拡大表示

このアルバムは、この日のビル・エヴァンス・トリオによる神がかり的な演奏をそのまま聴くことが出来るという点では、数あるコンプリート盤の中でもナンバー1だと思う。

突然の停電のために途中演奏が途切れて今までお蔵入りとなっていたGloria's Step のテイク1 も途切れたまま収録されているが、こんなにもスリルのある素晴らしい演奏だったとは驚きだった。
この途切れさえなければ、「Sunday At The Village Vanguard」の一曲目にはこちらのテイクが間違いなく採用されていただろう。

1961年は、私が生まれる3年前の録音であるが、このアルバムを聴くと当時のライヴ会場へタイムスリップしてその場にいるような感覚をいつも覚える。
それ程までに忠実(客の話声、グラス音等)にその場の雰囲気を再現した素晴らしい録音によってこの歴史的ライヴを体現できる。

目を閉じて聴くとビル・エヴァンスに会える
そんなアルバムです。


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当時のプロデューサー、オリン・キープニュースの言葉
レコードというものは人生を2回生きる。
一回目はそのレコードが発売された時代。
二回目の人生はその後の時代におとずれる。
だがどちらの人生が長いか、あるいは短いかは、そのレコードによる。
そしてそれは誰にもコントロールすることは出来ない。
「ヴィレッジ・ヴァンガード」の2枚のレコードは「彼ら」が生きた時代よりはるかに長い二回目の人生を生きている。
posted by nori at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | JAZZ
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